独学か、翻訳講座受講か?
翻訳通信講座を受講し始めて7ヶ月。
支払った受講料、約20万弱(来年春のコース修了時までの金額)
はたしてこの出費は良かったのか無駄だったのか。
独学か講座を受講するかは、「翻訳者になろう!」と思った時、誰もがまず最初に迷うことではないでしょうか。
前回の記事でも書いたとおり、私は仕事で約5年ほどの医療通訳、翻訳経験があります。
それでも「講座を受講しよう!」と思ったのは、ある翻訳会社の社長さんのアドバイスでした。
フランス移民当初、CVをあちこちに送りまくってたころ、日本のある大手翻訳会社にも応募させていただいたことがあります。
医療通訳、翻訳経験があるとはいえ、それは業務の一貫で、「プロ」として行っていたわけではなかったのですが、その会社の社長さん、わざわざフランスまで電話をかけてきてくださいました。
そして、「業務の一貫でやっていた翻訳は、翻訳会社が求めているプロの翻訳者ではない」「では、プロの翻訳者とは何か」ということをとても丁寧に説明してくださったうえに、在宅でもできる翻訳コーディネートのサポートのお仕事を何度かくださいました。
もう、本当に感謝の一言です。
なので、医薬翻訳者を目指そうと思った時、私は迷わず独りよがりの勉強であらぬ方向へ行かぬよう、翻訳の基礎からプロの指導を受けようと受講を決めました。
どのスクールの講座を取るかは迷ったのですが、気になる翻訳スクールの無料レベルチェックを受け、自信満々で提出したたった数行の訳文が、添削で真っ赤になって返ってきたのですが、その添削と説明だけで多くの学びがあったので、そのスクールに決めました。
翻訳講座を「医薬専門」の講座からではなく「基礎翻訳」から取ったのは、まず「翻訳とは何なのか」をきちんと理解したかったから。
英文は、学校で習ったとおりに「後ろから訳していく」のみが正解か?や、扱う文書によって違う書き方のルールなど、本当にたくさんのことを吸収しました。
現在は、医薬翻訳が半分弱終わったところ。
現場で活躍されてるプロの先生の指導は、やっぱり吸収できることがいっぱい。
私はこの20万、ケチらずに講座取って良かった~と思います!
今、どの講座を取るか迷われてる方がいらしたら、無料のレベルチェックを受けてみて、そのスクールの添削指導が自分に合うか試してみられたらいいかな?と思います。