40歳から語学飯!

語学でご飯が食べて行きたい人の奮闘記です!フランスで翻訳者をしながら、日英仏のトリリンガル語学スペシャリストを目指して勉強中です!TESOL公認英語チューター。

翻訳でより多くの報酬を得るには

ご存知の方も多いと思いますが、翻訳の報酬は1ワード当たり幾ら、で払われることが多い(時給計算の所もあるようですが)。

 

1ワード当たり幾ら、で払われるならば、たくさん稼ぐには翻訳のスピードを早くするのが1番ではないかと思われる。(もちろん、質を落としては絶対にダメ!)

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現在、医薬翻訳講座の「英→日翻訳」の課題を全部提出し終わり、「日→英翻訳」を始めたところ。

 

ここまでで色々見えてきました、私の得意、不得意。

 

私の翻訳の処理スピードは、臨床に近い内容であればあるほど早くなり、医療色が少なく、ビジネス色が濃くなるほど遅くなる(レギュレーションの話など)。日訳より英訳が早い。

 

一般的に、臨床経験しかないナースはビジネス文書を書くのが不得意な傾向にあると思います(←え?私だけ?)。臨床で「文章を書く」と言えば看護記録くらいのもので、お客様宛、とか他社の人宛にメールしたりする機会はほぼない。

 

私は臨床を離れて、企業で働いたこともあるけど、社内記録は英語、メールも英語、しかも内容は看護記録とほぼ同じような感じだった。

 

看護記録とはどんなものか。

 

こんな感じ↓

21時15分、5分毎の陣発にて入院

入院時バイタルサイン、TK=36.5℃ P=78 BP=128/60

23時18分、破水、羊水混濁なし

 

ビジネス文書を習得できる要素、一切なし

 

だから時々、企業の偉い人とかからメールが来ると、その返信に頭を悩ませ、ネットで「ビジネスメールの書き方」を検索しまくり、の参考例文をコピペして返信してました(すみません、こんな40歳で(○ ̄▽ ̄○;)ゞぽりぽ

 

私の場合、ここを強化しないと、対応できる文書が少なくなりそう・・・ということが分かった。

これも翻訳講座を受ける利点の1つですね。

参考書を読むだけ、の勉強より実際に訳して添削してもらった方が自分の得意、不得意を発見する機会も増える!

 

 

というわけで、レギュレーション関係の文書を読みまくってます。(FDA関連の文書とか)

 

余談ですが、私のパソコン、医療文書ばかり書いてるから漢字の変換がいちいち医療用語になる。

 

例えば友人に書いたメール

梗塞で一時間はるから、もし早く着いたら先にててねー!

 

 

ってな具合に。いちいち医療用語がしゃしゃり出てくる。

これ、ちゃんと見直さないでポッチリ送信ボタンおしたら私、今病気で大変な状況!!ってことになってしまう。

 

日本語って奥が深い!