40歳から語学飯!

語学でご飯が食べて行きたい人の奮闘記です!フランスで翻訳者をしながら、日英仏のトリリンガル語学スペシャリストを目指して勉強中です!TESOL公認英語チューター。

私が日系企業を離れたきっかけ。

どうもどうも!

 

行って来ました!ペンギンさんに会いに、Marineland へ!!!

 

 

南仏は観光地なので夏と冬の人口密度がものっそ変わるのですが、シーズンオフの今、マリーンランドもガラッガラでした。

 

ガラッガラだとどうなるかというと、中のお店は8割がた閉まっており、若干ゴーストタウン気味。

 

最初は「何だか活気がなくて寂しいな~」とか思ったのだけれど・・・

 

 

最終的に「シーズンオフ、オススメ!」と思って帰ってきました。

 

 

何故か?

 

 

何故なら、お客さんが少なくて退屈してるのか、色んな動物が遊んでくれる○´艸`)

 

 

 

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↑頭が良くて好奇心旺盛なことで知られるドルフィン!

ショーが無くてもプールで泳いでる姿が観れるので行ってみると「待ってました!」とばかりに近付いてきて・・・

 

 

 

 

ボール投げてくる!!!!!!!

 

 

 

え?夏だと「触れ合いコーナー」が設置され、特別料金を払わないと出来ないことをタダでやってくれるの????

 

これ、余程楽しかったのか、来る人来る人にボール投げて「遊んでアピール」が止まらない!

 

夢のような一時を過ごさせていただきました (。→ˇ艸←)

 

 

そして・・・近寄って来たのはドルフィンだけではございません!!!!

 

 

 

 

 

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↑ペンギンさんも!!!!!!

 

 

この子だけでなく、そこにいた6~7羽くらい、すっごい近寄って来て、歩くと付いてくる!!!!(3種類くらいのペンギンがいたのですが、近寄って来たのはこの写真の種類の子たちだけ)

 

餌は絶対にあげれない作りになってるので餌目当てとも思えず。

ペンギンがこんなに人間好きって知らなかった!!!

 

 

他にも亀とかアザラシとか、色々近付いてきてくれた動物がいて、子どもたちも大興奮!

 

結果、シーズンオフでしか味わえない体験をたくさんしてきました!

 

 

さて!前回、前々回の記事の続きなのですが、今日は私が最終的に日系企業を離れようと思ったキッカケを。

 

 

私の社会人生活は「臨床ナース」からスタートします。

 

 

どこの病院もそうなのか、それとも田舎の病院だったからそうなのか、私の時代がそうだったのかは全く分かりませんが、臨床ナース時代、めちゃめちゃいじめられてた私。

 

いや、私だけじゃない。

 

新人は8割がたいじめに遭う。

 

それはもう、はっきりと「教育」で厳しいのではなく「いじめ」と断言できるレベル。

 

 

どんな「いじめ」かと言うと・・・。

 

 

容姿のとこについてネガティブなことを言われるところからスタート。

 

体系、髪型(パーマとかかけて生意気とか)、服装のことなどなど・・・

 

え?ここ、中学校?

 

 

それから、体力勝負なナースのお仕事。夜勤途中にお腹が空くことも。

 

 

この人間の生理的現象・・・・新人は受け入れてもらえません。

 

 

夜中に交代で腹ごしらえする先輩ナースの方々を羨ましそうにながめながら・・・

 

 

炭酸ジュースでお腹を膨らませてた新人時代。

 

 

 

仕方ないの。だって、私は「ドジでのろまな亀だもの・・・」的な。

あとは何だ・・・先輩が座ってないと座れないとか・・・

 

 

休みがもらえないとか・・・

 

 

挨拶しても無視されるとか・・・

 

 

そんな様な感じ。

 

 

今は世界の色んな人と関わってきて、これがいかに低レベルでくだらないことか分かるけど、当時はこれが「私の社会人生活の全て」だったので、ストレスで喘息発作を起こしたり、 円形脱毛症がいくつもできたり・・・そんな生活でした。

 

 

経験を積んで2つ目の病院に行った時は少しマシだったけど、それでも面倒な世界。

 

だんだん仕事の楽しさよりも他のナースに会う面倒くささが勝ち、こんな思いをしながら仕事する人生は嫌だ!と臨床を離れる決意。

(いや、語学が好きで英語を使って仕事したいと思っていたことも大きかったけれど)

 

このいじめに遭ってたナース時代を救ったのは英語。

 

会社以外に居場所があるって大事。そう思いました。

この時「英語が好き」っていうのがなかったら確実にもっと病んでいたと思う。

 

その後留学をし、帰国してすぐに憧れだったCAになるべくエアライン・カレッジに入学。

 

勉強、面接対策をしながらエアラインの就職試験にトライするも、競争率数百倍の世界。

 

当時、数社試験を受けてやっととある航空会社の1次試験に合格したのと同時期に外資系語学学校にも合格。

 

迷ったけれど、5次試験とかまである航空会社の試験。ここに賭けるより内定をもらった語学学校を選んだ私。

 

 

この語学学校での仕事は本当に楽しかった。

 

 

毎日英語を使える生活。

 

 

色んな国から働きに来られた教師の方々と一緒に働ける喜び。

 

 

が!

 

 

当時英会話業界の業績は下降気味で、地方校である福岡校の一校が閉校になることに(ꈨຶꎁꈨຶ)۶

 

当時まだ試用期間中だったため、もちろん採用中止。(いや、大阪校に移動という道もあったのだけど、当時大阪がすごく怖くて行けなかったので退職を希望した)

 

でも、会社都合だからと退職金をくださったし、この時の先生たちとは今でも仲良し!(たった3ヵ月しかいなかったのに。とてもとても濃い3ヵ月だった)

 

 

で、英会話学校が楽しくて、もう1度チャレンジしたくて、今度は日系の、個人で経営さえてるところに入社(とはいっても福岡に5校くらい教室を持ってたので中規模と言える)

 

 

いや、ここ・・・・

 

 

 

いわゆるブラックでした(;;;´Д`)

 

 

そりゃもう、真っ黒。

 

 

どうブラックかと申しますと・・・

 

 

 

まず、経営が上手くいってなかった。

 

 

ずっと前からいたスタッフによると、すっごくいい時期もあったらしいのですが、英会話学校が増えすぎて飽和状態の時代、経営は苦しくなり・・・

 

 

いや、これだけなら「経営不振」なんてどの会社にも起こりえることだしブラックとは言えないのですが・・・

 

 

その経営難の対策法がブラックだった!

 

 

「受験用のコースを新設しました。お宅のお子さんは見込みがあるから是非こちらのコースに変更を」と言って、できてもない進学クラスにあたかも変更したかのように見せかけて追加で授業料を巻き上げたりしていた。

 

 

聞くところによると私がいた本校(社長がいたところ)以外を担当してるスタッフはお給料が数ヵ月分滞納されていた。(生徒を入学させて入学金入れたらそこからお給料取っていいよ、的な感じだった)

(本校のスタッフと外国人講師の分は期日内に払われていたけど、私は試用期間が終わったら他校のマネージャー候補として雇われていた。つまり「お給料滞納組候補♡」

 

こんな経営状況なのに社長は贅沢な暮らしっぷりを変える気配はなく、テナント料などは当然滞納中。催促の電話がバンバンかかってきてた。

 

 

そしてスタッフの中では「海外逃亡計画が着々を進んでる」と噂されていた。

 

 

ここで疑問に思ったことは、この社長の行為よりも(←いや、これも十分問題ありだけど)何も対策を取らず毎日ただただ愚痴をいいながら過ごしてるスタッフたち。

 

 

みんな若かったのでやり直しなんていっくらでもできるし、そもそもこのまま続けたら被害を受ける生徒も増えるし、いつか夜逃げされたら滞納されてるお給料なんてもらえないし、いるんならいるでもっと正当な方法で経営を立て直す手段を考えればいいのにそれもやらないし・・・・

 

 

WHY?

 

 

そんななので、もう自分の身は自分で守るしかないと思い、とっとと退職を決意。

 

 

当時ボランティアで知り合った外国人不当解雇対策のNGO団体の方々に助けてもらい、対策を練り、自分で給料計算をし、請求書を作り、社長に署名、捺印してもらって退職の意思を伝え、その請求書を「内容証明郵便」として送って未払い(勤務最終月)のお給料が払われるのを待った。

 

 

が・・・・

 

 

当然払われないよね~~~~~

↑想定内なので驚かない

 

 

払われないことを確認し、労働基準局へ相談(すぐに催促に行ってくれた)。

同時にハローワークにまだ募集が出ていたので、事情を話し、「これ以上雇われて被害に遭う人が出ては困ります」と訴え、ハローワークもすぐに求人を止めてくれた。

 

 

私も出来ることを、と思い、スクールの会計担当者に電話。

 

 

その時放たれた言葉。

 

 

「私の給料なんて3ヵ月分も滞納されてるのに自分だけずるい!」

 

 

 

 

WHAT?

 

 

 

「いや、それ私の責任じゃないし。問題があると分かっていてだらだら続けるよりご自身も夜逃げされる前に対策を取られたらどうですか?」と言ってみた。

 

 

その後、労働基準局やNGOの方々の助けもあり、数百円ごまかされたけど、無事にお給料が支払われました。

 

 

その半年後くらいにそのスクールの社長家族が夜逃げ、っていうニュースを新聞で読んだのですが・・・

 

 

その時被害に遭われた生徒さんのことを思うと心が痛みます。

 

 

でも、スタッフに関しては自業自得としか思えない。同情できない。

 

 

自分の身は自分で守る。

 

 

おかしいと思ったら少なくとも離れる勇気はこのおかしな世の中では絶対に必要だと思うんです。

 

一人でやるのが怖かったらスタッフ全員が不満を持っていたのだからみんなでやれば良かったのに・・・

その時みんなで行動してたら何の罪もないのに被害に遭う生徒さんの数を減らすことだってできたのに!!!!!

 

 

こんな出来事、外資ではないのか?と言われるとあるかもしれない。

 

 

でも・・・・私が失望したのは逃げた社長に対してではなく、大問題があると分かっていがら何もしなかったスタッフ。

 

 

 

恐らく、外資や海外の企業の人は(いや、恐らくだけど)少なくとも「泣き寝入り」はないと思います。

 

 

だって、入社試験に合格したら1番にやることが「契約書の不満な部分交渉」ですから!

 

 

日本の外資でもそうかは知らないけれど、これ、海外で働いてた時はみんな大体契約内容について交渉します。

 

「自分はこういうこともできるからお給料はこの位がいい」とか。

 

 

なので、何も言わずにサインすると「え?何もないの?」と逆にびっくりされる。

 

 

そのレベルで、「自分の労働環境、労働条件は自分で守る」ことが日常的に行われているのです。

 

 

 

なんでも長いことブラック企業に勤めていると心が病んでしまって「辞めたい意思」を伝える気力さえ無くなるのだとか・・・。

 

 

そうなる前に!!!!

 

 

「あれ?おかしい?」と気が付いた時こそがチャンス!

 

 

自分の人生は自分で守れる勇気・・・・多くの方に持って欲しい、そう思います。

 

 

そしてこの出来事をきっかけに「言いたいことは言える環境で働きたい」そう思ったのでした。

 

 

そこで!今、「将来は外資で働きたい」と思われてる方がいらしたら・・・

ちっぽけではあるけれど、私が経験したなかからできるアドバイスを一つ!

 

 

英語力を伸ばすより、専門知識を伸ばした方が可能性は広がると思います!

 

 

私が外資を受けた時、英語力の確認なんてありませんでした。

 

 

聞かれたのは主に専門分野の経験について。

(っていうか・・・面接が英語なので、その時点である程度話せるのは必須ではあるのですが、ペラペラでなくても専門分野での経験が豊富であればOKだと思います。結構片言の人もいたので)

 

 

なので、外資狙いであれば、語学の、例えば文法の細か~~~~い部分を勉強するのに時間を割くより、専門分野、得意分野を伸ばしておくことをオススメします。

 

 

英語は上手に越したことはないけれど、翻訳者とか「語学そのものを売りにする」以外の人は困らない程度にできれば完璧じゃなくても大丈夫だと思います。

 

文法を完璧にするより「自分の意見をまとめて言える能力」の方が役に立ちます。

 

 

それに・・・

 

 

色んな国の人がいる労働環境に飛び込んでみたら分かるはず・・・

 

 

 

みんな結構・・・

 

 

文法テキトー╰(* ̄ε ̄ * )╯

 

発音、分っからねーーーーーー╰(* ̄ε ̄ * )╯