だから教科書英語じゃだめなんだ。
何かを聞かれたら、その答えは
Yes, please.
No, thank you.
ですか?
これは私が英語を本格的に勉強し始めて、24歳で初めてカナダはバンクーバーへ留学した時のお話です。
私がホームステイしてた家の近くに「Kid's book store」(←だったと思う)という可愛い子ども向けの本屋さんがありました。
英語初心者にとってはすごく魅力的な本屋さんで、可愛いだけでなく、すっごく簡単な内容の本がたくさんあって、学校帰りにしょちゅう通っていました。
本に音声カセットテープ付き(←え?カセットテープ、ご存知ない(*〇o〇*)?どうぞ、ググってください!!!)のものを買って、繰り返し聞いては覚えた表現を学校で使ってみる。
こうやって少しずつ少しずつ色んな表現を自分のものにしていきました。
あぁ・・・懐かしい ○´艸`)
そういえば、当時ハリーポッターが大・大・大流行してて(←日本では確かまだ翻訳本も出ていなかったと記憶してます)、著者のJ・K・ローリングさんのサイン会がこの本屋さんで開催され、とんがり帽子をかぶった子どもたちの長蛇の列ができていたことを覚えています。
当時私は彼女が誰なのか知らなかったので、著者との距離、1メートルというところを完全ノーマークでスルーし、家に帰ってからホストファミリーに「えーもったいないーーー」と言われたことを覚えています。
このハリーポッター、当時、子どもだけでなく大人も夢中になっていて、発売日にはホストファミリーも、その親戚、友達も入手していました。
私は日本に帰ってから翻訳版を読んだのですが、こんなに引き込まれたのはミヒャエル・エンデの「はてしない物語」以来でした。
すっごくリアルにその物語の世界に引き込まれる。日本語であっても海外の風景がありありと浮かんでくる。翻訳家の方の表現力のなせる業なんでしょうね。尊敬!!!
映画が公開されると、当時英会話サークルで仲が良かったアメリカ人の先生と観に行き、ちょっぴりがっかりしたのを覚えています。(原作を読んでなかったら楽しめたかも)
やっぱりこの手の物語は本で読むのが一番!
そう考えると、すっごくすっごく面白かった映画、『The Lord of the rings 』の原作が気になる!!!(まだ読んでない。)
いけない、また脱線してしまいましたが・・・
そんな思い出深い通いまくった本屋さんへ、帰国間近というときに本を大量まとめ買いしに行ったんです。帰国後も勉強できるように、と。
そこで、しょっちゅう行くものだから、店員さんに「メンバーズカードつくらない?」と声をかけられました。
当時の私の英語力は本当にまだまだで、そのとっさに出てきた言葉が・・・
No, thank you.
その時の店員さんの反応は今でも忘れません。
顔見知りになっていて、すっごくフレンドリーに聞いてくれたのに、私の返事を聞いて一瞬驚いた顔をして、「そう・・・」と言うとスタスタスタと持ち場に離れて行ってしまった・・・。
今考えると私、すっごい失礼。
でも、当時はNoにThank youがついてるから丁寧って思ったんですね。
今ならきっともっと違った対応ができる。
ありがとう、でもI'm actually going back to Japan in a few days って説明すれば「そっか~残念ね」って思ってくれたと思うし、
そこからこの本屋さんを私がどれだけ好きで、どれだけ勉強に役に立ったのか、立ち話うることもできたし、
そう、これが教科書英語を丸暗記だけではダメな理由ですよね。
使用言語が違っても人と人
日本でだって顔見知りの店員さんから親しげに「メンバーズカード作ったらお得ですよ~」って話しかけられたら
「いいえ。結構です」
とは言わない。それと同じですよね。
言葉は人と人を繋ぐ便利で優秀な道具。
道具の使い道次第で状況は良くも悪くもなる。
私の人生を豊かなものにするため、もっとたくさんの表現を身に着けたいな~
そう思った出来事でした。
今はすっごく便利な世の中になり、海外留学をしなくてもネットで生きた英語が簡単に聞ける。
YoutubeやPodcast、海外ドラマなどを活用してたくさんの表現を使いこなせるようにしたい。
「今日はお天気がいいですね~」って意味合いのことを言いたい時・・・
「暖かくて気持ちいいね~」
「日差しが気持ちいいね~」
「今日は上着いらないね~」
って色んな言い方があるように・・・
英語でも、教科書に載ってる「〇〇=〇〇」
How are you?
Fine, thank you
みたいなヤツ(。→ˇ艸←)プククッ
じゃない表現をたくさんできるように、そんな人になりたい。
表現力と言えば・・・
今世界中で話題になってる「こんまりさん」
彼女の通訳者の技術がスバラシイ!と話題になってますね!
私は絶賛『浦島太郎氏』中なので、全くしらなかったのですが、ツイッターで評判になってました。
なんでも彼女の独特の表現、「これ、無理なんじゃない?」っていう表現を、「これ以上ぴったりくる言葉なない!」という英語に訳されるのだとか。
そこで気になって彼女のインタビュー記事を読んだのですが、
「表現力を増やすため、たくさんの本を読んだ」とおしゃってました。
表現力。大事ですね~
ではでは、もうすぐ週末!頑張りましょう~(←まだワンオペ育児中 (ꈨຶꎁꈨຶ)۶へるぷみー)