1番役に立つ!医薬翻訳勉強中の方が絶対に入手すべき参考書
これまでたくさん読みあさった参考書のなかで、「これが1番!」と思ったものをご紹介します!
「薬事・申請における英文メディカル・ライティング入門 Ⅰ 改訂版〜Ⅳ」
これは、医薬翻訳、特に「日英医薬翻訳でやっていきたい!」って言う人は絶対に絶対に手に入れたほうがいい4冊です!
↑私は項目ごとに付箋を付けて、調べものをしたい時にパッと開ける様にしてます!
これ、そんなに分厚くないうえに結構なお値段なんですが、かなり使えます!
もう英文メディカルライティングに関しては、この4冊あれば十分!と思えるくらい!
著者は、American Medical Writers Association公認のメディカルライターの内山雪枝医師。医師であり、医薬翻訳者であり、医薬翻訳の教育にも携わっていらっしゃる方です。
内山医師曰く、英訳の質の悪さが原因で、規制当局の審査が長引いたり、最悪の場合には申請を却下されることもあるそうです。
医薬翻訳の重要性がひしひしと身にしみます。
内容はというと・・・
Ⅰ、は、主にスタイルガイド(注1)で、「AMA manual of style」の大事な部分を抜粋して書いてあります。このライティングのルールを知らず、きちんとした英文に訳せてないことで、申請の承認の遅れに繋がることがあるらしく、スタイルガイドに沿った英文を書くことの重要性が身にしみた一冊。
(注1)スペースの必要性の有無や、略語、ラテン語の表記法などなど、文章を書く(訳す)うえでのルールのこと。
薬事・申請における英文メディカル・ライティング入門 I改訂版 新品価格 |
実は私、この「AMA manual of style」(アメリカ医師会のスタイルガイド)も持ってます。
ものっすごく重い。手にしただけで中身を見る気力を奪うほどに分厚いのですが・・・
この「薬事・申請における英文メディカル・ライティング入門 Ⅰ 改訂版」の中に「詳しくはAMA manual of styleの〇〇ページを参照」という箇所がいくつかあり、気になったので購入しました。
AMA Manual of Style: A Guide for Authors and Editors 新品価格 |
ちなみに、現在アメリカにいらっしゃる方は是非、アメリカで購入されることをお勧めします。アメリカの方が割安なんだそうです!
さらにこの本、日本語訳もされてます!ちょっと高いけど、何せボリュームがすごいので、私は日本にいたら日本語版を買ってたと思います!
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次に、Ⅱ~Ⅳ
この3冊は、特に日本人が間違いやすい表現を中心に書かれています。間違いやすい前置詞、場面ごとの正しい動詞の選び方、同じ動詞でも検査データに寄って使い分ける必要があり、その違いなどなど、医療文書を書くには知っておいた方がいい内容ばかり。
これはかなり、かなーりしみます!目からウロコ出まくります!
私は読んで、ここから対訳表も作りました!
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残念ながら現在「Ⅱ」は売り切れの様なので、こまめにアマゾンなどをチェックして、入荷したら手に入れられることをお勧めします!