正しい参考書の買い方!
こんばんは~!
フランスは現在朝の4時。今日も読書→今、対訳表作成→このあと翻訳ストレッチです。
昨日の記事で、「To Do List がぎっしりなのでブログ更新が滞るかも~」とか言ってたのですが、『同時通訳者のここだけの話』という本を読んで「これはシェアしたい!」という情報があったので、結局今日もブログ更新してます ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
それは、参考書を買う順番!
翻訳者の方々は、訳する分野の専門書などを大量に買うことになるかと思うのですが、通訳者の方々も、通訳する分野の専門書などを購入して事前準備をたくさんされるそうです。
特に同時通訳の場合、先読みして訳をしないといけないことも多いらしく、この話がどう展開していくかを読めるか否かで、訳の質がかなり変わってくるのだとか。
先を読む力の基礎となるのが、訳をする分野の知識。
通訳も翻訳も新人のころは分野を選べないことも多々あるかと思うのですが、例えば、これまでの人生で全く興味のなかった、または関わってこなかった分野の専門知識を身に付けたい場合・・・
①中高生向けの本をまず買う(できれば図入り)
②その後、専門書の入門レベル
③その後、もっとハイレベルな専門書
というように、少しずつレベルを上げていくと、理解度が全く違うそうです。
なんとなくついつい先に専門書に手が出てしまいそうですが、それだと挫折する可能性が上がる。
私のブログを読んでいただいてる方々は「医薬翻訳」を目指していらっしゃる方が多いと思うのですが、もともと医学のバックグラウンドがある場合を除くと、例えば解剖学を勉強しようと思ったら次のような順番になると思います。
①まず手始めに、体のことに興味を持とう!これ、もくじを見ただけでもワクワクします!
注目すべきは、監修されたかたが、順天堂大学の解剖学教授であること!
医学関係の本でも、ときどき医療関係が専門ではない方が書かれていて、内容が間違っているという指摘があったりするので、私は専門書を買う時は著者が誰なのかまでチェックしています。
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②その後に進みたいのがこちら!①の著者と同じです。
こちらになるとググっと専門書食が強まります!看護学校の教科書もこんなのだったら良かったのに~と思います。(私たちが学生時代使ってたのは白黒の文字ぎっしりで眠気を誘う気満々な感じのやつ)
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③その後、必要であればもっと専門的な本を探す
それからもう1つ、『同時通訳者のここだけの話』の著者が言われていた「知識が1番手っ取り早く身に付く方法」として、実体験する!というのがありました!
投資を知りたかったら実際に株を買う、というように。
医学でいうと、実際に解剖をしたりすることはできないし(医師でもない限り)、翻訳のために医療従事者になるのは現実的ではないのですが、例えば・・・
一般人向けに行われている、医学の公開講座に参加してみる
「医学 市民公開講座」などで検索すると色々でてきますよ~!
例えばこんなものがあります!
この講座はもう終わってますが、これからある面白い講座を見つけて、是非参加してみてください!
現場の医療従事者の話、机で勉強するのとは比べ物にならないくらい、吸収することがたくさんあると思います!
ではでは!私はこれから対訳表作りに戻ります!
みな様もよい1日を!!!