自己分析って本当に大事(その2)
さてさてさて!気を取り直して「その2」です(はて、何のことやら?な方は、前回の記事「自己分析って本当に大事(その1)」をご覧ください ※「その1」では本題には触れてません←なんだそれ( ,,>З<)ブプッ)
さて、前回なぜ前置きでピアノの話になったかと言うと・・・
ピアノの先生と「自己分析」について熱く語り合ったからなんです!
↑オチ、一切なし
進路を決める際に「自己分析しなさい!自己分析、大事ですよ~」と言われますが、はて?自己分析って何だ?
自己分析とは・・・自分を探るという作業である。 (by Wikipedia 先生)
この「自分を探る」・・・これ、案外難しくないですか?
そもそも私が「あれ?私って実はこういう人なんだ!」って気付くきっかけって大体行動を起こしてみて失敗した後なんですよね。
結婚前、まだ東京に住んでいたころ、私は自分のことをこう分析していました。
すっごくガーリー(☄ฺ♛ฺˌ̫̮♛ฺ)ウフ
はいはい、今吐き気を催された方がおられましたら、直ちに退場ください!まだまだ続きますから~○´艸`)プッ
なんだかずっと長いこと「命と隣り合わせ」な現場で働いていたのですが、「私には荷が重すぎるんじゃないか?」「結婚したらカフェとか、命と関わらない場所で楽しく働きたい(←当時職場の近くのタリーズコーヒーがお気に入りで、いつも店員さんに癒されていたから)」と思っていた。
そして好きなブランドは『ジル・スチュアート』
服も、バッグも、化粧品もジルが好きだった!
↑こんなやつです。いちいちピンクで、いちいちリボンついてるやつ!!
当時の趣味は手芸!お休みの日は吉祥寺のユザワヤで材料を仕入れ、本当に色んなものを作った!(フランスで諦めた。可愛い生地屋さんが本当にない!)
フランスの田舎に嫁に行くと決まった時は、アーティストとして生きて行こうと思っていた。
移民前にネイルアーティストになるスクールに数ヵ月通い、アメリカのネイルアーティストの資格も取得。
たまたま夫の両親が所有してた美容室が閉店することになり、アトリエも作れたため、そこで手芸や当時ハマってた消しゴムハンコ、ネイルに没頭してた。
↑お誕生日プレゼントにお買い上げいただいた小さな女の子のサック♪
↑当時は刺繍にも凝っていて、作品のほとんどに刺繍を入れたり・・・
↑こちら、眼鏡入れ
↑こちらは出産祝いにお買い上げいただいたもの
↑消しゴムハンコは、好評をいただき、地元の雑誌でも(タダで!)宣伝してくれたり・・・
しかも、世界的に有名らしい Wax Tailor 氏(私、この人が誰なのかよく知らない)にもハンコをプレゼント(←この雑誌社がインタビューする際に持って行きたいから作って、と頼まれた)
後に、この雑誌の編集さんに声をかけていただき、イラストやまんがも掲載していた。
が!!!!
気が付いてしまったんですよね・・・・
私、そんなに楽しんでない・・・・( ꒪⌓꒪)
これって、趣味でやってたから楽しかっただけで、「こんなの作って欲しい」って言われて作るの・・・そんなに楽しくない。
しかも!なんだかんだ言って、私って堅物な仕事が好きみたい・・・・
そこから始まった就職活動!!!!!
フランスをはじめ、これって思う世界中の会社にCVをばらまき、拾ってくれたアメリカの会社、本当にいい出会いだった。
久々に触れる医療(ライフサイエンス系の会社だった)と英語はやっぱり楽しくて、この会社で仕事してた6年間は、本当に恵まれた夢のような時間でした。
そしてもう1点。
結婚したら主婦の傍ら、カフェとかでパートとして働けたら幸せ!
そうガーリー脳の私が言ってたんですが・・・
私って意外と男性的だった!という事実・・・
美味しいごはんを作って夫を支えるだけじゃつまらない・・・・私も経済的に自立したい!!!
そう思ったんですよね。
そもそも、これは私だけじゃなくすべての人に言えることだと思うのですが・・・
結婚したら旦那様が幸せにしてくれる♪
ハイ(←たのむから「はい」と打ったら「肺」に変換するのやめてくれ!やっぱり必要なのか、『ATOK 2017 for Windows [プレミアム] 通常版』)これ、不幸のはじまり!!!!!
この考え方って夫を苦しめ、自分を苦しめることになると思うんですよね。
自分が1人でも自立してて楽しい人生を歩めてるからこそ、他の誰かと一緒にいても幸せだと感じられる。そう気が付いたんです。
誰かに依存した幸せなんて存在しない、と。
こんな人もいた。
昔、中国で働いてる時に知り合ったドイツ人の中国史の教授がいたのですが・・・
彼は「中国が好き!」と思い込み、中国語、中国の歴史を猛勉強!博士号を取得した後、念願かなって中国で働けることになったそうなのですが・・・
「いや、参ったよ。こんなに時間をかけて勉強して勝ち取ったポジションなのに、ここに来て初めて中国のこと、そんなに好きじゃないって気が付いたんだよね・・・」
そう。彼は1度も中国に来たことがなく、ただただ憧れだけで何年も勉強に費やしてきた。初めて中国に来て、生活してみて「中国が合わない」って気が付いたけど、持ってる学位は中国関連ばかり、しかも博士号を持ってるとお給料高すぎてどこも雇ってくれない・・・
ぼくは一生中国と関わって生きていくのか・・・
と落ち込んでいた。
そう、「自分ってこんな人間」とか思いこんでいても、実際にやってみたら違うってことが結構あるんですよね!
だからここで声を大にして言いたい!
頭の中だけでずっと長年思っていて実行してない何か・・・・計画ばかり立てて、実際には「好き」だと思っていることに触れてない何かがある方は・・・
早めに行動を起こしてみてください!
日本人はまじめな人が多くて、「まだ準備ができてない」というのを言い訳にして行動を起こすのが遅い人が多い気がするんですよね。
でも、何年も何年も想ってるだけだと、実際にやってみた時にも同じ気持ちでいられるかどうか分からない。
自己分析が意外と難しものだから、とりあえずちょっとでも触れてみる!行動を起こしてみる!
本当は好きじゃないって気付くのが早い方が修正も簡単だから。
そう思い、今日は自己分析について熱く語ってみました!
ではでは、すてきな日曜日をお過ごしくださいませ♪