医薬翻訳のための基礎知識。まずはこの3科目!
医薬翻訳デビュー前に、先に医学の基礎知識を全部詰め込もう!!
なーんてことは到底不可能で、こればっかりは少しずつ少しずつ、毎日の積み重ねで身につけていくしかありません。
興味を持っている分野から、または添削課題(講座受講中の場合)の内容に出てきた分野、実際のお仕事で翻訳した分野について、その都度徹底的に勉強する、など、翻訳をやりながら少しずつ知識を増やしていくのが1番だと思います。
この「興味を持つ」というのは、勉強をする上ですごく大事な要素だと思います。
ただただ難しい用語が並ぶ医学書を読み進めても眠くなってしまうだけで何も頭に入ってこない。
自分が翻訳する文章なら当然「良い訳をしたい」と思うから興味を持って必死に調べるし、記憶にも残りやすい。
今現在翻訳をやっていないなら、例えばニュースになってる治験(今は京都大学が、パーキンソン患者にiPS細胞を移植する、という治験が話題になってますね!)については興味を持って調べられると思います。(「パーキンソン病」とは何か?など)
そうやって少しずつの積み重ねが、いつか大きくなり、自分の強みになるはず!
そうは言っても、いきなり凄く専門性の高い分野について勉強しても全く意味が分からず、結果落ち込んで終わり・・・となってしまうので、基本の基本はやはり計画を立てて勉強をした方がいいと思います。
もし医学の基礎知識が全くないのであれば、解剖学、生理学、病理学などから始めると、他の色んな分野の文章を読んでも理解度が上がるのではないか、と思います。
余裕ができたら、治験翻訳で大事といわれている統計学、生化学、薬学、免疫学などを追加していけばいいのではないかと思います。
以下、お勧めの書籍をご紹介!
人気の「好きになるシリーズ」です!
新品価格 |
新品価格 |
好きになる生理学 からだについての身近な疑問 (KS好きになるシリーズ) 新品価格 |
新品価格 |
このシリーズでは、難しい医学の基礎を、イラストを使って分かりやすく書かれているので、まずはこのシリーズで苦手意識を克服し、その分野を好きになってしまいましょう!
ちなみに私は、このシリーズの「好きになる生化学」を現在読んでます。
新品価格 |
看護学生時代、一番嫌いな教科だったので(〃>艸<〃)
細胞とは何なのか、分子とはなんなのか、イラストや「田中家の人々」という登場人物を使って分かりやすく説明されてます。
身体の中で起こっている化学反応に興味がある方は是非!(注:基礎知識がある方には簡単すぎる内容です。)
ちなみに、Kindleをお持ちの方は、Kindle版の方が若干安いですよ~!
私は国外にいて書籍が買えないのでいつもKindle版です。(もしくは帰国時に大量購入してヒーヒー言いながら持ち帰ります!)
日本にいらっしゃる方は本屋さんで手に取って、色々吟味して自分と相性が良さそうな本を選べるので羨ましいです!!!!
ではでは~