海外と日本の医療現場の違い
恒例の前置きタイムですヒュ────(●b≧∀≦*)b────ッッ
「はぁ~、もうそれ、いらんし・・・」という方はページの真ん中あたりまでグググッとスクロールしていただいても・・・
構いませんのよ(´◉◞౪◟◉)ドウゾ、オキズカイナク。
では、私の前置きにおつきあい頂けるお暇な心優しい方のために・・・( ´艸`)
今年もやって来ましたね~、この季節♪♪
4年前の「育児日誌」に始まり、今は子ども達の「落書き帳」に降格しておりますが・・・・翻訳者にとっては「スケジュール管理」は大事なお仕事の一部デスモノネ(○b≧∀≦*)b←ってオイ、浮かれてるけど、管理しないといけないほど仕事がくるのか?
毎年毎年、どのカバーにするのか、かなり時間をかけて選ぶのですが(そして日本の家族に国際郵送してもらう。手がかかる40歳でスマヌ、母よ。)今年は、いつも通り『A6のオリジナル』か、はたまた一回り大きい『A5のカズン』かで・・・・相当迷ってます (○ ̄~ ̄○;)ウーーーーン←イヤ、だから・・・そんなに忙しくなるのか?
さてさて、本題です!
せっかく海外の医療施設で働いていたので、ここで私が感じた日本と海外の医療現場の違いをちょっぴりシェアしたいと思います。
私がいた医療施設で、私が体験したことを元に書いてます。これと当てはまらないことも多々あると思いますので、「単なる40歳のおばちゃんの体験談」として聞いていただけるとありがたいです!
まずは、日本人の患者さんは、外国人の患者さんに比べると、医療機関への敷居がかなり低いと思います。「この症状や、この段階だと外国人患者さんは受診しないだろうな~」という状態でも(時には症状はなくても「念のため」などで)受診される方が多いように感じました。
これは、日本の医療システムが整っていて、医療機関へのアクセスが簡単にできるからではないか、と思います。
ここフランスでは、医療機関を受診するためには必ず予約が必要です。
GPとの予約はそこそこ簡単に取れるのですが、専門医などと予約を取りたいと思ったら大体1~2ヶ月待ち。その代わり、ウォークインも受け入れてくださるところが多い日本の医療機関とは違い、フランスでの診察は1人にかけてくださる時間がとても長く、丁寧です。(待ちは多いですが、医療保険制度はかなり整ってます)
福祉国家として有名なスウェーデンでは、意外や意外、急性期医療に関しては問題点も多いようです。深刻な医者不足のため、予約を取ろうと思って電話しても、まずは看護師による問診が行われ、その看護師が受診の必要なし、と判断すると予約も取れない・・・そんな状況です。なので、慢性病をお持ちで、定期的に受診が必要な方は海外に移民される方もいらっしゃるほど。
普段ちょっと調子悪いと簡単に医療機関を受診できてしまうので考えもしませんが、実はこれはとても恵まれたことなんですね~!
それから、日本人の患者さんは検査が大好き!(←いやいや、そんなことないでしょう~と思われるかもしれませんが・・)とにかく「ちゃんとした診断をしてほしい」と希望される方が多く、診断名がはっきりしたところで治療法が変わらないとしても検査を希望される方が多かったです。
なので、よく外国人の先生に「なんで無駄に痛い思いをしたがるの?」と質問されていました。
それから、外国人の先生と働いて感じたこと。
医療現場であろうが、ジョークは忘れない!という先生が多かった気がします。
例えば、良性の脂肪腫などを切開、摘出・・・・などの時・・・・
「切ってみるまで男の子か女の子か分からないからね~」
とか言います。(注:すべての先生がこんな訳ではありません!)
日本人の患者さんは、一般的に医療現場に「笑い」を求められてないので、そのまま通訳すると100パーセント
キョトーーーーーーーーーーーーーーーー(o・ェ・)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
とされます。
でーすーよーねー!!!!!
↑って言うか、お前が訳すなよ!
あまりにも「外国人ドクターのジョーク」が目に付いたのか、ある日、日本人のマーケティングマネージャーさんが「日本人患者さんへの対応」という内容で会議を開かれ、その資料に「診察中、ジョークを言わない!」と書かれていました!
(私個人的には、もちろん病状によりますが、先生の人間性が見えて好きでした)
それから、これはカナダの病院での話。
日本だと病棟で医療従事者の足音やひそひそ話し声などは、患者さんを不快にさせたり不安にさせたりするので気をつけるように指導されますが(←少なくとも私の時代はそうでした。今変わってたら教えてください!)、カナダでは看護師同士のお喋りはよく響き渡ってるし、足音もまたしかり。
「日本では注意されるんだけど、カナダでは大丈夫なの?」と聞くと、「この活気が患者さんを元気にするのよ~」的なことをおっしゃってました。
ザ・文化の違い!ですね!
と・・・・医薬翻訳にはほとんど役に立たないお話でしたが・・・
もし医療通訳にご興味がある方は、色んな国の医療現場の話を聞く機会があったら後々役にたつこともあるかもしれませんね!
ではでは~