フランスで子育て
今日はせっかくなのでフランスでの子育て事情をちょっぴりご紹介!
フランスは子どもに優しい。
クロ〇ポ〇トとか、お役所仕事とかはゆるっゆるで感じ悪くて、関わるたびに日本に帰りたくなるけれど、こと子育てに関しては残念ながら日本よりずっと整っている。
まず、大きいのは妊婦検診〜出産が無料!!
無料なのに出産お祝い金も出る!!
妊娠中のエコーは3回だけ。(それで十分だから。その代わり、一回のエコーの時間は長く、その週数に必要なことを丁寧にチェックしてくれます。)
出産が近づくと麻酔科医との診察もあります。
フランスでは無痛分娩する人がほとんどで、スタッフも技術も設備も整った大病院でしか出産しないので、日本のように「無痛分娩による事故」のニュースを聞くことはあまりないように思います。
さて、私は一人目の出産は帝王切開でした。
これ、日本とはかなり違いますよー。
まず、入院は当日朝。
術前の検査は前日、外来でやります。
そして、消毒液の入ったシャワージェルが処方され、手術当日の朝、自分で剃毛し(←えーーー!?っていうか、お腹でかくてよく見えんしーーーー(o;TωT)o)その後消毒液入りシャワージェルで体を洗ってから病院へ行きます。
到着したら、当日もう一度必要な検査をして、その後手術室横の部屋で待機。
当日手術を担当する先生方が挨拶に来てくれて安心します。
なぜか、「今日、僕が麻酔を担当するよー」と、挨拶に来てくれたドクターが5人くらいいて、なになにこのVIP待遇!?
と、驚いたんですが、手術室の中に入ったらその5人はおらず、違う麻酔科医がいて驚き。あの5人は一体何だったんだろう。
で、最終的に私の担当だった麻酔科の先生は、おしゃべりでリラックスさせてくれたり、赤ちゃんが出てきて、産声を聞いて感動してる私をみて一緒にもらい泣きしてくれたり、すごく素敵な先生でした。
手術を担当するのは、いつも外来で妊婦検診を担当してくださってた優しい先生です。
初めての出産。素敵な先生方に囲まれて、安心の出産でした。
手術が終わったら、病室に行く前に観察室でしばらく様子を見るのですが、そこで赤ちゃんとの時間をたっぷり過ごせます。
ホカホカ暖かい、ぷにぷに柔らかい、あの何とも言えない愛おしい感覚は一生忘れることのない素敵な思い出。
が!!!
病室に行って驚き。
なーんと、私と一緒にベビーベッドも病室に運ばれてくる。
そう、まさかの手術当日から母子同室Σ(゜Д゜lll)マジカ!?
えーーー、私、動けんし、どーするのー!?!?
と思ったけど、看護婦さん、ちょいちょい見に来てくれたし、結果的にはずっと一緒にいれて良かったかな。
それから、こちらはもっと驚いた病院食
美食の国、おフランスの入院食は・・・く〇ま〇うございました。
↑ザ・素材!!工夫した感一切なし。火が通ってただけ。トレイの上にそっと塩が置いてある。そうか、これで好きに味付けしろってことか、と関心(って、オイっ!)
↑こちらはご飯がアルデンテだった時の写真。スープみたいなのにゆで卵がドーン!ダイナミック。
ちなみに朝食にはインスタントのコーヒーかショコラが選べたのですが、なんせ頂くお湯がぬるいので、どれも粉が溶けないっていう・・・・
まあ、ただだしね。
退院後は自宅に助産師さんが来てくれたり、産後体操教室へ無料で行けたり、出産に関するこのサービス全部が無料で受けられるって、ただただ・・・・
フランス、すげーー(・艸・*)
それから教育費、こちら、大学まで無料です!!
日本との育児にかかる費用の差がありすぎ。
日本に帰りたい気持ちがありながらも、いつもこのことがネックで踏みとどまる。
日本のお偉い方々、少子化がこれほど大問題になっていて、日本は危機に直面しておりますでしょ。
でも、お金ないと安心して子ども産めない、育てられない。
お金かかかるのに出産したら会社に居づらくなるという話もちょいちょい入ってきます。
これ、なんとかなりませんかねー(☄ฺ♛ฺд♛ฺ)オハナシニナリマセン!
そして、「子どもが熱出したりしたら早退するんでしょ!」とか、「妊娠したんなら会社辞めるでしょ?」とかいう会社のお偉いさんたちのこの考え方、改めないと!!
子どもがいなくてはニホンの将来はない!!
でもでも、日本にもいい所はたくさんある!
子どもが楽しめる施設、学べる施設、公共施設の子ども用設備(授乳室やら子ども用トイレやら)日本ほど整った国は見たことない!!そして安い!
私達も日本に行ったら、毎回やれ科学館だ、やれ動物園だと楽しんでます。
あと、ネットではベビーカー問題など、いい話は聞かないけど、実際にはみんなとても親切で、私達は毎回たくさん助けてもらい、たくさんの優しさをもらって帰ります。
国民は頑張ってる!本当に、日本のお偉いさんたち、もう少し日本が子育てしやすい国になりませんでしょうかねぇ。よろしくお願いします!!
おっと、またいつもの癖で脱線!
話はヨーロッパにもどり、
ヨーロッパでは、とにかく子どもたち、よく物をもらいます。
うちの子ども達も、近所のレストランから、パン屋さんから、カフェから、やれビスケットだ、やれブリオッシュやら、やれ今日のデザートやら。
みんな名前を覚えてくれて、みんな見守ってくれて、とにかく地域みんなで可愛がってくれる。
イタリアでも、ドイツでも、スウェーデンでも、とにかく色々くれる。そして、みんな子どもに優しい。
ドイツのあるレストランに至っては、子どもは6歳まで無料で食事できるところまであって驚き!
スウェーデンでも、ストックホルムの市内バスは、ベビーカーに乗った子どもを連れていると、子どもだけでなく家族全員運賃表無料になって驚き!
子どもは宝。子どもは未来。
この国で子育てを経験させて頂いて、本当に感謝。
フランスの子育て、と言えば、この方の本が面白くてお勧め。
シュールで、ふふっと笑えます。
フランスの育児にご興味ある方は是非!
1巻はフランス以外の情報も多いので、フランスのことだけ興味ある方は2巻以降をお勧めします!
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海外での子育て、ご興味ある方は是非!