専門分野の辞書が必要な理由!
どうもどうも!
未就学児の母、卒業ほやほやの新人翻訳者でございます!
昨日は金曜は午前中しか働かない夫(いいよね、フランス人)と、久々に2人でランチに行きました~(子どもたちは終日エコールです)。
フランスで2人でランチしたのって・・・・2年ぶりくらい?(日本では娘も幼稚園に行ったので鼎泰豊行ったりできた♪)
昨日行ったのは自宅から徒歩3分というご近所のレストラン。
ここのハワイアンサラダの大ファンで、そのサラダを食べる予定だったのですが・・・
ドン!
ドドン!
ドドドーーーーーーン!
と想定外の高カロリー摂取をした上にワインまで飲んだので、午後から全く脳みそが使い物にならず・・・
今朝は昨日の午後を取り戻そうと・・・
3時半起きです(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ"←無理やりハイテンション!
で、今朝は何をやっているかと言うと・・・
最近私の翻訳作業には欠かせない存在となってるmemoQ氏!
こちらで使用する用語集をコツコツと作ってます!
まず、memoQを使用されたことのない方のために・・・
↑こんな感じです!
昨日のアメリア定例トライアルご紹介記事の画像より更に見難い仕上げとなっております( ,,>З<)ブプッ
で!なぜ用語集を作ってるのかと言うと・・・
よーく、よーく見てみると、中央の翻訳作業画面の右端に「検索結果」というのが見えますか?
ここに過去の翻訳で貯めた用語で同じ物や近いものがあれば候補として自動的に検索➡表示してくれる訳なんです。
簡単な単語だと別に要らないのですが、例えば‥
「強度変調放射線療法」とか、「経皮的冠動脈インターベンション」とか、「ヒドロクロロチアジド」とかいう単語が頻繁に出てきて、これをいちいち検索してると、落ちるわけですよ~翻訳処理スピード!
なので、治験用語などで特に頻発するような用語は「翻訳でコツコツ貯める」前に、せっせと用語集を作製してmemoQにアップロードしておく、という訳なのです。
で、作成してる用語集ですが、こんな感じです↓
↑あ、ちなみにこの「賦形剤」ですが、私が今まで訳したものだと「vehicle」が良く使われてました(後で付け足さなきゃ!)。
ちなみに、「ライフサイエンス辞書」で見ると(←無料の辞書!オススメです!)・・
↑一番上に登場します!
オススメの医学英和大辞典で見ても・・・
↑「vehicle」出てきました!
この「vehicle」、普段私たちがパッと浮かぶのは「車両」ですよね?
この単語、我らが英辞郎on the webで見てみると・・・
↑やはり「乗り物関係の単語が先に出てきます」
ジーニアス和英に至っては・・・
「ふけいざい」は「不経済」しか出てこない( ,,>З<)ブプッ
もちろん、専門知識があればメディカル文書で出てくる「vehicle」を「車両」と訳すことはないでしょうけど、メディカルバックグラウンドがなく、これからメディカル翻訳を勉強しよう!としてる方にとって「専門分野の辞書」が必要な理由がこれなんです。
私が所有している医学関連の専門辞書は、↑の「医学英和大辞典」を含め、3種類。
ちなみに「ステッドマン医学大辞典」の和英で「賦形剤」を検索したら「excipient」が出てきましたが、英和で「vehicle」を検索すると「賦形剤」という訳語が1番に表示されます。
(その他、もう1冊所有してるのは医学論文用の辞書で、「医学英語論文執筆のための医学英語実用語法辞典」というものですが、こちらは古い(1990年出版)ので、新しいものがあれば買いたいな~と思ってるところです。)
という訳で、医学だけでなく、専門性の高い分野の翻訳をするには、専門の辞書が必要だと思います!
という新人翻訳者のつぶやきでした~!
さて、今日は我が家はニースにある「Parc Phœnix」というところに遊びに行きます。
こちら、南国の植物や動物に会うことができるのですが、ちょっとした芸をする可愛い鳥がいまして、彼に会うのが1番の目的です!
芸は毎回見れる訳ではないのですが、手には乗ってくれます○´艸`)かわいいの~ぅ
こちら、ニース空港のすぐ近くなので、ニースに観光に来られる方は是非!
ではでは、みなさま良い週末を~!