40歳から語学飯!

語学でご飯が食べて行きたい人の奮闘記です!フランスで翻訳者をしながら、日英仏のトリリンガル語学スペシャリストを目指して勉強中です!TESOL公認英語チューター。

在宅勤務の難しさ。フリーランスの難しさ。

どうもどうも、週も後半に入りましたね!

 

今週はありがたいことにお仕事で忙しくさせていただいておりました。

↑ってまだ木曜なのにもう金曜気分なこの一文は、恐らく水曜はお休みな子どもたちと金曜は午前中しか仕事しない夫の影響

 

さて、今日は在宅で翻訳を始めてまだまだ日の浅い私ではありますが、在宅勤務の難しさ、それからフリーランスの難しさについて感じたことを少し。

 

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在宅勤務自体は実は既に7年目。

 

前職のアメリカの会社の仕事も在宅勤務でした。

では、今回の翻訳の仕事と何が違うのか?

 

というと、それは、前職では「フリーランサー」ではなかったということ。

つまり、月~金まで毎日お仕事がありました。

 

会社がNYにあったため、時差の関係で翌日の仕事は前日の夜の8時くらいにメールで届いておりました。

それに加え、週に1~2度の会議。

時差まったく関係なくかかってくるITからの電話。(新しいシステム導入とかの時、遠隔操作をなさる。日本在住の同僚は夜中1時~3時くらいまで相手した、と言っていたけど、私は夜中の電話は無視してた。フランスいるとたくましくなるわー)

 

それから仕事中はスカイプで繋がっていたので、世界中の同僚と会話したり。

 

もちろん、毎月だいたい同じ額のお給料がいただけていた。

同じ部署で働いてた上司、同僚は、上司の言葉を借りて言えば「family」だった。

 

そう。在宅勤務といえど、前職は外とのコミュニケーションが比較的多い、孤独感を感じることの少ない在宅勤務だったと言える。

 

 

対して今回は完全なるフリーランス。

仕事がいつ来るか分からない。

よって収入も安定しない。

↑これは実力が付いて仕事が増えればある程度コントロール可能だと思う。

「family」はおらず、完全なる孤独な世界。

ご契約いただいた翻訳会社さんとの関係は「family」ではなく、お互いに「いつもお世話になっております」からメールを書き始める「お客様同士」と言う感じ。

そんななかでも、コーディネーターさんによっては「お天気の話」や「子育ての話」をメールに盛り込んでくださったりする方もいらして、こういうのは距離が縮まってすごく嬉しいものです○´艸`)

 

↑こういう「孤独感」みたいなのは、そこそこ大きな都市に住んでいて、「勉強会に参加できる」とか、習い事などをやっていて「どこかに所属している」というので埋め合わせできるものかもしれないけれど・・・

 

私、ど田舎暮らし。

習ってたピアノもフィックスされたスケジュールで行くのが難しくなると思いやめてしまったし。

「所属の欲求」が満たされてないモヤモヤ感があります。

唯一の救いはお昼休みに2時間帰ってくる夫の存在。

 

でもそんなことよりもなによりも、在宅翻訳の仕事をしていて1番難しいと感じるのはやはり・・・職場と住居が同じといこと!

 

よほど上手にコントロールしないと「仕事とプライベートの境」なんて簡単に崩れる!

↑これ、アメリカの仕事の時も難しかったけど、基本的に毎回6時間くらいで終わる仕事だったのと、「厳しい納期」みたいなのはなく、修正の多いデータなどは「これ、明日もやっていい?」とか聞けたので楽だった。

 

フリーランス在宅翻訳というのは翻訳作業そのものとは別のところで「合う合わない」という相性がはっきり分かれる仕事なのかなーと感じてます。

 

ナースとして臨床や企業で働いた経験の方がまだまだ長い私にとっては、やはり外との繋がり、対面でのコミュニケーションがもう少し欲しいところ。

 

といわけで、通訳の仕事を早めに始められるように通信教育でのトレーニングを再開ました!(アメリカのオンラインスクールではなく、その下準備の様なものです)

 

使ってるのは通訳トレーニング入門 という「通訳トレーニングの基礎」を学ぶ通信講座です。

通訳の訓練として有名な「シャドウイング」や「サイトトランスレーション」などが一通り組み込まれており、これで全テクニックの感覚を掴んだらあとは何でも教材になります。

私が同時に教材として使用しているのはおなじみTED

途中で一時停止ボタンを押しながら通訳。

 

いや~、これ、英語を聴いて理解するのと、それを日本語に訳すのは全く別の技術!

日本語、出てこない出てこない!

 

完全なるルー状態(* ̄ε ̄ * )

 

あ、それから、もしこのブログを読まれていて「私も通訳もいつかやってみたい~」と言われる方がおられたら、「ノートテイキング」は変な癖が付く前に基本を押さえていたほうがいいかも!と思いました。

 

私が今もっているのはコチラ↓

 

同時通訳者のここだけの話

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(2019/10/3 09:35時点)

有名な関根マイクさん著の通訳の裏話なのですが、この最後の方にノートテイキングのメソッドについて分かりやすく説明されています。

記号の使い方や、時系列をどう表すか、などなど、最初に知っておきたい内容。

実は海外の通訳訓練ではこのNTを学ぶのは当たり前のようですが、日本ではこのNTのメソッドをキチンと教えているところが少ないのだそうです。

 

洋書だとNTに関するテキストが結構出てますよ!

 

 

という訳で、お仕事がない日は・・・

早朝~午前中:翻訳の勉強

午後:通訳訓練

寝る前:資格試験勉強

 

と、子どもがいない時間はほぼ英語漬けの毎日。 

 

 

どうかいつの日か実となれ花となれ~~~~